3DKを2LDKへ改装 | 豊田市｜不動産・マンション・一戸建て・土地│センチュリー21豊川

　自社保有の豊田市栄町1丁目にあるグランデール栄B棟の1部屋が退去されたため、現地確認へ行ってきました。やはり築年数がたっているため昔ながらの台所と和室があるよな一般的な3DKの間取り。前所有者様から引き継ぎ、退去のたびに設備などは変えているものの、今の生活スタイルには合わなくなってきているマンションも結構多いのではないでしょうか。

　まあ、昔ながらの一般的な間取りですね。ただ今の方はダイニングに机とテーブルで家族で食事をする部屋と家族がくつろぐリビング部分をこの和室でってのも、かなかかイメージがわかない気もしますね。当然に賃貸は事業として成り立たないといけないため、前面スケルトンで作り直しってのも考えましたが、収支は当然似合わないため、和室とＤＫを繋げることにしました。

　それがこんな感じのイメージです。鉄筋コンクリート造のため内側の木組を外していくだけで、簡単に壁を取ることができました。和室の押し入れも中段があり和室で使う布団を収納できるようになっていましたが、今は和室で布団で寝るのもあまりないかと思い、中の棚はすべて取り払い、クローゼット風に変更。予算があれば扉も吊り扉へ変更したかったのですが、今回は断念・・・(;´Д｀)次の部屋はやりたいですね。

　そして、洗面所へ入る仕切りも、昔ながらのアコーディオンカーテンのようなものから、扉を作成して完全に洗面所と分けることにしました。

　これが、完成の部屋の間取りです。まあまあ初めのイメージ通りには仕上がったと思います。今回はこのマンションの初めての間取り変更改装だったため、構造も知りたかったので、解体は職人とともに一緒に行いました。実際に解体していくと、構造もわかり次の部屋は、もっとこんな風にしたらよいかなとイメージもわき、実際の現場に携わるのもいいなと感じた機会となりました。築年数がたってしまい管理会社からは賃料を下げないと入居者が決まりませんよと大家に連絡が来て賃料を下げて部屋を埋めていく、そんな光景が多いのではないでしょうか？

　当然、建物が古くなれば賃料を下げないといけないと思います。ただ、新築の高いマンションに入居するのか、古くて安いマンションに入居するのか、リノベーション済みの中間に入居するのか、選択肢は多い方が良いのではないでしょうか。また、良い賃貸マンションを良い状態へ維持し続けるのも賃貸経営において重要な課題だと思います。

　人口が減っていく中でバンバン新築を立てているのも逆境している感は否めません。築40年以内の鉄筋工ンクリート作りなら、しっかりメンテナンスを行えば、十分に良い部屋作りができると思います。ぜひ参考までにご覧ください。