建売住宅を買った方がよいのか、それとも自分で土地を購入してハウスメーカーを選定した方がよいのか、誰しも迷われるところではないでしょうか。
実際には、同じ「総額5,000万円(土地:3500万円 建物:1500万円)」の新築戸建でも、
1.建売・売建を購入
2.土地を購入し、メーカーを自分で探して購入
の2つの方法では「支払い時期」と「金額」に大きな違いがあります。建売住宅の方が、時期・金額面でははるかに有利になるのです。
「1.建売・売建を購入」の場合には、土地と建物の所有者(=支払い先)が同じため、契約時に5%ないしは10%の手付金を払えば、あとは建物完成時(すなわち最終決済時)までは支払いは生じません。
これに対して、「2.土地を購入し、メーカーを自分で探して購入」の場合には、土地と建物の所有者(=支払い先)が異なるため、まず土地を買い(=土地購入代金のローン開始)、建物についてはメーカーを探して「契約(=手付金支払い)⇒上棟(=中間金支払い)⇒完成(=残額支払い)」となり、自己資金の負担が大きく増えるのです。
もちろんどのような物件を選ぶかはお客様のご判断によりますが、支払いの額からいえば、建売・売建の住宅を信頼の置ける不動産会社で選ぶという探し方が、自己資金負担的には大きく得だといえそうです。